×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

ホルツ・ブラス・カペーレは、横浜を中心に活動する社会人と学生による、一般の吹奏楽団です。全パート随時団員を募集していますので、見学はお気軽にどうぞ!

チカンエッセイ

Cl.パート:P.Q.より
不審な人物に遭い、危険を感じたときはまず相手から手の届かない距離を確保し、大 きな声を出すというのは基本的な対処法。先日ひとり夜道を帰宅途中、図らずもそれを実践する機会に恵まれて(?)しまった。

痴漢に遭遇してしまったそのとき、ブラバンらしからぬ足の速さで痴漢を引き離し、振り返るとそこはブラバンらしく、たっぷりブレスをとって、喉を開き、腹筋で支え、フォルテ3つのロングトーンで迎え撃つ!体の中には大声大会チャンピオンの座をかけているような気迫がみなぎっていた。

「←←←(ブレス)(たっぷり)。ぅぃぁあああああーーーーーーーーーーー!!!!!」

その声とともに「気」を吐いた(と、自分では思っている)。痴漢はもと来た方向へ逃げ去り、私は自宅へ逃げ帰った。しかしその「気」のこめられた声もご近所には変質者の奇声と勘違いされているかもしれない。助けを求めるときは「火事だ〜!」って叫ぶのが通説ですよね。

警察に通報すると「初めてですかぁ〜?」「?。はい…。」ストーカーの疑いもあるから聞くんだろうが…。

そういえば夜道の痴漢といえば何年も前にチャリンコの小学生にお尻を触られたことがあったっけ?そのときは自転車で走り去るガキンチョの背中に向けて「こラぁ!!!」と、チューニングB♭の下のB♭くらいのドスのきいた低音で怒鳴り声を浴びせたのだった。私の遭うチカンといえば小学生のクソガキくらいか…。情けない。と思った覚えがある。

しかし、情けなくてもいい。本物の痴漢に遭ってあんな怖い思いをするのはもうごめんだ。茶化した内容で文章にできるのは運良く被害を最小限にとどめられたからだ。それでも精神的なダメージは受けている。現場が自宅のすぐ近くだったので翌日から自宅の周辺を歩くのが怖くなった。同じ人物がまたうろついているかもしれない。勤務時間が終わりに近付き、家に帰らなくてはならないと思うと緊張してくる(恐妻家みたい…)。事件の被害者が心に傷を負って日常生活に支障をきたしてしまうのがちょっとだけわかった。

暗い夜道に潜む危険といえば犬のウンコを踏むか踏まないか(実際踏んだ経験がある)ということくらいと思っていたが怖いのは犬のウンコよりも人間だということを痛感した1件だった。

怖いときは声が出ないこともあるらしいので対策として笛や防犯ブザーなど携帯するのも有効。クラのマウスピースも結構いい感じの音がする。チャルメラと勘違いしてご近所が出てきてくれるかも!

サブメニュー

トピックス


ひげラッパ